まいど!さくらワークス(@SWorks0303)です。どーも。
ミラジーノ専門の整備屋として、延べ1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきた経験を余すところなく公開し
ジーノユーザー(ジーナー)さんやジーノの購入を検討されている方の、かゆいところへ手が届く。そんなお役立ち情報を発信しています。
どうぞ、よろしくお願いします。
■■■ SNSコンテンツ一覧 ■■■
さくらワークス lit.link(リットリンク)
■■■ オンラインショップ ■■■
ミラジーノ専門のオンラインショップ さくらワークス (shop-pro.jp)
メーターパネルを取外す手順
内装パネルの外し方って、知らないと慎重に作業を進めざるをえないので、かなりの時間を要しますよね。
しかし、一度経験してしまえば5分程度でサクッと取外せたりするわけで・・・
DIYされる方は、作業時間に制限がある方が多いと思いますので、この記事を読んで迷うことなくサクッとメーターパネルを取外し、本命の作業に取り掛かっていただければと思います。
それでは、よろしくお願いします。
作業前の準備(作業に取り掛かる前に)

まずは、パネルを温めましょう。
メーターパネルは、経年劣化でとても割れやすくなっています。少しでも破損する確率を下げるために、温度を上げてプラスチックを柔らかくする必要があります。
冬場でしたら、エンジンを掛けメーターパネルの吹き出し口から温風を出し、十分温めてから作業を始めましょう。
夏場の作業でしたらパネル本体が十分温まっていますので、気にせず始めても問題ないですが、クーラーで冷やしながら作業してはいけません。
汗だくになりながら作業しましょう。
固定ヵ所の確認

メーターパネルの固定ねじは、タコとスピードメーターそれぞれに1ヵ所ずつあります。

奥まった個所にあるので、短いタイプのプラスドライバー(スタッビドライバー)を使用して緩めます。

取付ける際は、強く締め付けすぎると接地部分が割れてしましますので、グラつきが無くなる程度で止めておくと良いです。
2×25だと少し短いと思いますので、2×35~40くらいのサイズが作業しやすいと思います。下にリンク貼っておきますね。
シグネット:SIGNET (+) #2×35 スタビー ソフトグリップドライバー 【サイズ】#2
取外しのコツや注意点

メーターパネルを裏側から見た画像です。
赤丸が固定ヵ所です。先ほど外したねじ以外は、メーターパネルのツメ(突起)がダッシュボードに差し込まれて固定されています。
※画像のメーターパネルは後期用ですが、他年式も固定ヵ所は同じです。画像のパネルは左上のツメが破損しています。


メーターパネルは経年劣化で、かなり割れやすくなっています。意識せずに力任せに引っ張ると、ダッシュボードに差し込まれているメーター側のツメ(突起)が砕けます。
最初に上の左右2ヵ所のツメを引き抜きます。
この2ヵ所を問題なく外せられれば、8割がた成功したと言ってもよいでしょう。

画像のようにメーター部分やエアコンルーバーのクボみに指を掛けて、揺さぶるように少しづつ力を加えていくと破損しにくいですよ。

左下の2ヵ所は、グローブボックスからアクセスできますので、裏側から力を加えつつ表から引っ張れば難なく外せます。この個所の破損リスクは低めです。

右下のツメも問題なく外れると思います。電動ドアミラーのジーノさんはコントロールスイッチの配線カプラーを抜いておきます。
これでメーターパネルを取外せます。
※下側左右のツメは、内張剥がしを併用するなどするとモアベターです。
京都機械工具(KTC) ハンディリムーバーセット ATP2015
オーディオパネルの取外し
メーターパネルの取外しと同時に作業する方は、こちらの記事もご確認ください。
関連記事です。
最後にまとめ
メーターパネルの取外し方のまとめです。
- メーターパネルは廃盤商品(破損にご注意!)
- 温風でメーターパネル本体を十分に温めるべし!
- 固定ねじを外して、上側左右のツメから引き抜くべし!※力任せはNG、破損リスクが高い。
- 下側のツメは内張外しなどを併用するとモアベター
- 電動ミラーの配線カプラーの取外しも忘れずに
以上になります。
メーター、オーディオパネルは廃盤パーツです。出来るだけ破損しないように注意して作業しましょう。
それでは、楽しいジーノライフを!
ほなね~。
純正ノーマルでもオシャレなジーノの内装をご紹介(LTDジーノ編) | ジーノのトリセツ (sakura-works.org)