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L700ミラジーノのフォグランプ取り付け方法をミラジーノ専門店が詳しく解説

L700ミラジーノのフォグランプ 内・外装まわり

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ミラジーノ専門店の整備士として、1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきました。

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L700ミラジーノといえばフォグランプ付きグリル

L700ミラジーノといえば、フロントグリルに埋め込まれたフォグランプというイメージがありませんか?

夜道でフォグランプを点灯しているミラジーノが近づいてくると分かりますからね。それくらい特徴的です。


フォグランプが標準装備されているグレードはミニライトスペシャルのみで、ベースグレードのジーノはオプション設定です。

しかし、パーツさえ揃えれば 小加工でジーノにも装着可能 なのです。

ただし、フロントグリルが廃盤となってしまったため(フォグランプ単体で新品が入手可能かは未確認)

パーツを揃えるには、中古市場で フロントグリルとフォグランプ(とフォグスイッチ)を探すことになります。

この記事では、純正フォグランプ付きフロントグリルの取付け手順 と、一部年式に フォグランプ付きフロントグリルを取付けるときの注意点 をご紹介します。

L700ミラジーノのフロントバンパー取り外し手順

フロントバンパーの置き場所を確保する

フロントバンパーを外した方がフロントグリルの取替えがスムーズです。まずは、外したフロントバンパーの置き場所を確保 しましょう。

専用バンパースタンドをお持ちでない方は使い古した毛布などを地面に広げ、その上で作業するとフロントバンパーをキズ付けずに済みます。

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ヘッドライトメッキリングを取り外す

ヘッドライトメッキリングとフロントターンランプは プラスねじで固定 されています。

ヘッドライトメッキリングは、1ヵ所(画像黄丸)プラスチックのリテーナーで固定されています。

このリテーナーは破損していることが多く、破損していると多少グラつきますが 気にならない方は放置でも大丈夫 です。


ヘッドライトリング・リテーナー

メッキリングのグラつきが気になる方は、純正パーツで新品交換することをおススメ します。

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フロントバンパーのボルト&タッピングねじ固定ヵ所

赤丸が10mmボルト で止まっているところ。

フロントバンパー両端(タイヤハウス内)も下から上に向けて左右2ヵ所がタッピングねじで固定されています。

車体側の 突起に引っ掛かっています ので、フロントバンパーを下げながら 前方にスライドさせ引っ掛かりを外しておきます

フロントバンパー取り外しのポイント

フロントバンパーを取り外す際に、画像中央やや下の突起が抜けてこず手こずることがあります。

すき間からクリップ外しやマイナスドライバーで、こじりながら引っ張る と比較的外しやすいです。


フロントバンパー上側を1ヵ所を仮止めにして作業すると、不意にバンパーが脱落しないので作業しやすいですよ。



L700ミラジーノのフロントバンパーの外し方を詳しくまとめた記事があります。そちらもご覧ください。

L700ミラジーノのフロントバンパー取外し作業のポイント解説

フロントバンパーからグリルを取り外す

赤丸がタッピングねじ で止まっている所。画像2枚目のエアダクトは付いていないL700ミラジーノもあります。

フロントグリル下側4ヵ所がバンパーに差し込まれています ので、フロントグリル 上側を持ち上げながら引抜く ように引っ張ると外れます。

フォグを点灯させるためのフォグスイッチを取り付ける

フォグランプを取付けても、フォグスイッチがないと点灯させることができません

中古フォグ付フロントグリルを購入する際は、フォグスイッチが付属するかの確認が必要です。


フォグスイッチの取り付け位置

一番右が標準のスイッチ取け付け位置。

オプションスイッチを取り付けやすいように、カッターなどで簡単に切れるようになっています。

キレイに切り取らなくても大丈夫。ギザギザになっても良いので、少しずつ刃を押し込んでとにかくハミ出さないように注意しましょう。

一気に切ろうとすると、思いのほかスパッと切れてしまうことがあります。

刃を短く出して、少しずつ押し切るイメージでやると失敗しにくいですよ。


フォグスイッチのオプションカプラーを引き出す

配線カプラーは取付け位置のダッシュボード奥側に、他の配線と共にビニールテープで束ねてあります

6ピンカプラーですが出ている線は2本です。

フォグランプの点灯点検をする

早速取り付けたいところですが、ここで点灯点検 をします。

取付完了後に 電球切れに気づいても時すでに遅し。フリ出しに戻ります ので、かなりメンタルをやられます。

必ず点灯点検 をしましょう。

ターンランプ配線の近くにフォグランプのカプラー(白/2極)が束ねてあります。

フォグ付グリルをフロントバンパーに取付ける前に、フォグに配線カプラーをつなげて点灯するか確認 しましょう。

無事点灯することを確認したら、逆の手順でフォグ付グリルをフロントバンパーに取り付けします。

L700ミラジーノ初期型のフロントバンパーのみフォグ付フロントグリルと干渉する部分があります

※詳しくは後述「フロントバンパー取り付けの注意点」


点灯しなかったときの点検フロー

  • 左右のフォグランプが点灯しない
    • フォグ(FOG)ヒューズが入っているか、切れていないか → ヒューズを入れる、取替える

    • フォグランプバルブは切れていないか → バルブを取替える


  • ヒューズ、バルブに問題が無い
    • フォグスイッチカプラーの2端子を短絡 → フォグランプが点灯したらスイッチ不良

      → それでも点灯しない場合は、断線していないかテスターで導通チェック


  • 片方のフォグランプが点灯しない
    • フォグランプバルブは切れていないか → バルブを取替える

    • フォグランプカプラーまで12V電源がきているか → テスターを使用して断線の点検


L700ミラジーノのヒューズボックス

運転席足元の右奥にヒューズボックスがあります。左下の15Aがフォグ(FOG)ヒューズ。

初期型L700ミラジーノはフォグ付フロントグリルがオプション設定だったこともあり、ヒューズが入っていない個体が多いです。

フォグランプバルブの取替え方法

フォグランプバルブ交換は、フロントグリルからフォグランプ本体を取り外す必要 があり、少々お手間の掛かる作業になります。


L700ミラジーノのフォグランプ取り外し手順を詳しくまとめた記事があります。そちらをご覧ください。

L700ミラジーノ純正フォグランプを脱着して、フォグランプのバルブを取替える方法

フロントバンパーの取り付け手順

基本、取り外しと逆の手順で組付けて行けばOK。

  • 取り付けボルト(M6)にサビが目立つなら、ボルトを新品に取替えつつボルト穴をねじ切りタップでさらう

  • ターンランプのハーネスを ターンランプ取り付け穴から手前に引き出す

  • フォグランプのハーネスを フォグランプ裏まで取り回す

  • クーラーホースとフォグランプのボルトが干渉していないかチェックする
    ※詳しくは後述「フロントバンパー取り付けの注意点」


ボルト(M6×16)ワッシャー組み込みタイプ

六角軸タップ M6×1.0


車体に取り付けた状態のフォグランプカプラー。

純正なので長さもバッチリ。特に取り回しを気にすることもなくスマートに取り付けできます。

フロントバンパーを車体にドッキング。

ターンランプのハーネスを引き出しクーラーホースの干渉をチェックしたら、ジャンジャン組付けましょう。

フロントバンパー取り付けの注意点

初期型L700ミラジーノのみ取付けに加工が必要 な場合があります。

フォグ付フロントグリルを取り付ける際に、フロントバンパー中央付近とフォグ付グリルに干渉する部分 がありますので

仮当てしながら干渉部分をカットしましょう。

※取付け後見えなくなる部分なので、それほどシビアな作業ではありません。

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カッターでは役不足なので糸ノコなどを用意しましょう。


もう1点はとても重要 です。

フォグ固定ボルトとクーラーホースが干渉し、ホースが破損することがあります。

クーラーガスが噴き出して大変なことになります。

上画像の 赤丸同士が干渉 します。

フォグランプ側のスタッドボルトの飛び出している部分を削り落とします。

削った部分はサビますので、サビ止めのタッチアップをすると良いでしょう。

これだけで干渉しなくなる車体もありますが、念のため クーラー配管を干渉しない方向に曲げます

フロントバンパーを仮当てし干渉具合を確認しながら、パイプに負担がかかりすぎないよう加減して曲げましょう

表現が難しいのですが、コンプレッサー取付け部分のパイプを軸に、時計回りに少しねじ曲げると干渉を避けられます。

どのような曲げ方でも、最終的に干渉を避けられればOKです。


万が一、クーラーホースが損傷してしまっても大丈夫。オンラインストアで取り扱いございます。

L700ミラジーノ 高圧クーラーホース(コンプレッサー~コンデンサー間)

最後にまとめ

L700ミラジーノのフォグランプ取り付け方法をミラジーノ専門店が詳しく解説 のまとめです。

  • フォグランプ付きグリル+フォグスイッチを入手する

  • フロントバンパーを取り外す

  • フォグスイッチを取り付ける

  • フォグランプ単体で点灯点検をする
    (点灯しなかった場合は、問題を解決する)

  • フロントバンパーにフォグランプ付きフロントグリルを取付ける
    ※L700ミラジーノ初期型は干渉個所を加工する

  • フロントバンパーを取り付ける

  • クーラーホースとフォグランプが干渉していないか点検する

  • ターンランプが正常作動するか点検する

  • エンジンを掛けフォグランプを点灯させ、お好みのドリンクを飲みながらジーノを眺める


L700ミラジーノの フォグ付フロントグリル取り付けは、ポイントさえ押さえればDIYでも十分可能 です。

フロント回りのカスタマイズは外観の印象がガラッと変わりますので、ジーノさんとのお付き合いがマンネリ化してきて変化が欲しい方には、たいへんおススメです。

それでは、楽しいジーノライフを!
ほなね~


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