まいど!さくらワークス(@SWorks0303)です。どーも。
ミラジーノ専門の整備屋として、延べ1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきました。
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エンジンオイル漏れ?オイルが入っている証拠だ

エンジンオイルは漏れます。

いきなり何言ってるんですか?w
まあ、事実なんですけども

エンジンオイルで潤滑している以上、遅かれ早かれエンジンオイルは漏れます。
エンジンオイルはエンジン内部を潤滑する重要なもので、エンジンには無くてはならないもの です。
そのオイルが外部に漏れ出さないようにしているのが、ゴムや金属のスプリングなどが組み合わされたオイルシール と呼ばれるパーツや
輪ゴムのような形状の Оリング(オー・リング)というパーツです。
オイルフィルター・ブラケット・Оリングとは
エンジンオイルのフィルターをエンジンに取付けるための土台を、オイルフィルター・ブラケットと呼び
そのブラケットとエンジンの間からオイルが漏れないようにしているのが、オイルフィルター・ブラケット・Оリング になります。
この Оリング が硬化してシールする力が落ちると、エンジンブロックとフィルターブラケットの間からオイル漏れが発生 します。

この部分からのオイル漏れは、L700ミラジーノに限らず同年式のEF系ダイハツエンジンで頻発 する症状ですね。
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オイル漏れ修理はDIYで簡単に作業できるのか
年式・モデルによるエキマニ(触媒)の形状の違い
オイルフィルターブラケット・Оリング の取替えは、年式によって難易度が変わります。
全てのジーノに当てはまるわけではありませんが

右側が 型式CBA-L700Sのエキゾーストマニホールド(触媒一体型)
排気ガス規制に合わせて触媒容量がアップしてやや太くなっています。

フロントバンパーを取外すと、触媒とマフラーの接続部分が確認できます。

触媒の溶接ビード(盛り上がり)形状を確認すると判断しやすいですよ。
このサイズ変更の影響で工具が入らず、エキゾーストマニホールド(触媒一体型)を取外す必要があり、グッと難易度が上がります。
ターボ付きモデル(全年式)は、タービン冷却用のパイプを取外す(もしくは破損しない程度に変形させる)必要があり、やや難易度が上がります。
- L700ミラジーノ初期モデル(ターボ無し)~ CBA-L700S を除く後期モデル(ターボ無し)は比較的簡単(上画像参照)
- ターボ付きモデル(全年式)は、パイプをいい塩梅に変形させることが出来きれば(変形させることに抵抗がなければ)DIYで作業できなくもない。
- 触媒が太いタイプの最終モデル(CBA-L700S)はエキマニを取外す必要があり難易度高め。マフラー回りのボルトは固着が激しいので、プロに頼んだ方が無難。

触媒サイズについては、過去の修理による部品交換、エンジン載せ替え、過渡期の生産ロットなどのイレギュラーが考えられます。
※ 必ず実車を確認してから作業に取り掛かりましょう。
車検時に作業ご依頼いただくと、工賃割引がありますので少しお得です。「DIYは難しそうだなぁ」というジーノユーザーさんは、是非ご検討ください。
オイルフィルターブラケットからのオイル漏れ修理の手順
フロントバンパーを取外す
オイル漏れ修理に取り掛かるには、まずフロントバンパーを取外します。
取り外し方法のブログ記事をご覧いただけば、スムーズにオイル漏れ修理に取り掛かれます。
下記リンクのフロントバンパーの脱着を詳しく解説したブログ記事をご参照ください。
オイル漏れ修理に使用する工具の一例

フロントバンパーが外れたら、オイルフィルターブラケットOリングの交換 に取り掛かるわけですが
その前に使用する工具を確認しておきます。※紹介する すべての工具が必要というわけ ではありません。ご参考まで。
- 12-14 メガネレンチ
- 17-19 メガネレンチ(ストレート)
- オイルフィルターレンチ(64番)
- ラチェットレンチ
- ロング・エクステンション(首振り)※あると便利
- 12mm ソケット
- 12mm ソケット(ショートタイプ)
12mm クロウフットレンチ ※どちらかがあると便利 - 精密ドライバー(マイナス)
- カッターの刃やスクレーパー
- 洗浄用のパーツクリーナー
- 固着したねじを回す際の、CRCなどの潤滑剤



おススメの工具を組み合わせると、画像のように角度が付きます。
この角度とソケットの薄さで狭い場所での作業が可能になります。




超ショートソケットが入手しにくい時は、クロウフットレンチでも対応 できます。
オイルフィルターとオイルフィルターブラケットを取外す

オイルフィルターを取外さなくても Оリングの交換 はできますが
エンジンオイルやオイルフィルター交換と、オイルフィルターブラケットOリング交換は
同時作業した方が効率が良いですし、作業もスムーズです。

エンジンオイルが漏れ出しますので トレーなどで受けられるようにスタンバイしておきましょう。
廃油を処理するオイル処理ボックスも必要ですね。
アストロ オイル処理ボックス 2.5L(廃油 処理箱)

画像中央の オイルパイプを固定している12mmボルト を取外します。

17mmメガネレンチを使用して、オイルパイプのバンジョーボルト を緩めます。
※銅ワッシャーは同時交換推奨です。組付け時には新品をご用意ください。
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バンジョーボルトは、ねじ山ピッチの細かい特殊ねじです。力任せの作業は破損の元 ですので慎重に脱着しましょう。

この位置のボルトを緩めるのが、この作業の一番の山場です。
おススメの工具があれば(条件付きですが)エキマニ+触媒を取外さずに作業可能 です。

左右の12mmボルトを取り外したら、ブラケット本体を引き抜きます。
エンジンブロックの突起に差し込まれているので、引っ張ると外れます。
エンジン側は Оリング のカスなどで表面が汚れていますので、パーツクリーナーなどで洗浄しつつ
カッターの刃やスクレーパーなどの刃物で、汚れを こそぎ落としましょう。
オイルフィルターブラケットОリングの確認と交換

弾力を失ってカチカチになったOリングは、エンジンブロックに固着していることも。

ブラケット側に残っているのが オイル漏れの原因の Оリング。
すでに弾力は失われ、平らになってしまっています。これではエンジンオイルを漏れ止めすることはできません。

固着している場合は、精密ドライバーで ほじくり出しましょう。

こちらの画像は 新品のОリング を組付けたところ。弾力もあり丸い形状 をしています。
ブラケットの組付けとオイル漏れの確認

分解したパーツは洗浄して、割れや変形がないか確認 してから組付けます。
また、ねじ類は汚れたまま組付けると、ねじ山の破損に繋がります ので
洗浄してねじ山に異常がないか確認し、異常があるならば交換
または タップでねじを立て直す などの処置をしてから組付けましょう。
オイルフィルターを取付けたら、エンジンオイルが入っていることを確認 しエンジンを始動。
オイルフィルターブラケット・Оリング には、たいした油圧が掛かりませんので しばらく放置して、後ほど確認する必要があります。
オイルパイプの バンジョーボルト(銅ワッシャーの部分)とオイルフィルターには油圧が掛かります ので、エンジン始動後すぐに漏れ確認が可能です。

オイル漏れ繋がりで、スパークプラグホールにもエンジンオイルが流入することがあります。ついでに点検しておくと安心です。
最後にまとめ
エンジンオイル漏れ修理・オイルフィルターブラケットの Оリング取替え のまとめです。
- エンジンオイルは漏れる
- 遅かれ早かれ エンジンオイルは漏れる
- オイルフィルターブラケット・Оリング とは、輪ゴムのような形状の Оリング(オー・リング)
- オイルフィルターブラケット からのオイル漏れは、L700ミラジーノに限らず 同年式のEF系ダイハツエンジンで頻発 する症状
- 取替え難易度は、年式によって変わる
- 型式 CBA-L700S はやっかい(触媒形状を要確認)
- やや特殊な工具があると便利
- エンジンオイルやオイルフィルター交換と同時作業した方が効率が良い
- オイルパイプの バンジョーボルトの銅ワッシャー は同時交換推奨
※さくらワークス・オンラインショップで販売中です - Оリング取替え完了後の漏れ点検はマスト。エンジンオイルが漏れてこないか確認するまでが交換作業です
- 少々ガッツがいる作業なので めんどくさかったら、プロに任せるのが良い
ここまでお読みいただいてアレですけど、オイルフィルターブラケット・Оリング取替え は、DIYには少々ハードルが高い作業かも。
交換後のエンジンオイルの処理などもめんどくさいですし・・・
なるべく、プロにお任せした方が良い部類の作業 かもしれませんね。
せっかくなので、L700ミラジーノのチェックポイントの一つ という事だけでも、覚えて帰っていただけたらと思います。
それでは、楽しいジーノライフを!
ほなね~。
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