まいど!さくらワークス(@SWorks0303)です。どーも
ミラジーノ専門の整備屋として、延べ1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきました
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ステアリング裏側の剥がれた革を、簡単に貼りなおす方法
ミラジーノのジーノ(グレード名)に標準装備されている、ウッド&革コンビステアリングがお気に入りのジーノオーナーさん(ジーナーさん)も多いと思いますが
ステアリングを握ったときに、革の部分の手触りに違和感を感じることはないでしょうか?
これは、ステアリングの裏側(革の合わせ面)が、剥がれて浮いていることが原因になっていることが多く
ステアリングはドライブするときにはいつも触るところですので、気になりだしたら止まらなくなってしまいがちです。
革が剥がれてきているのなら、状態が悪化する前に修理した方が良いですよね。
というわけで、今回はDIYで出来るステアリングの剥がれた革をかんたんに修理する方法をご紹介します。
それでは、よろしくお願いします。
状態の確認
ステアリングの裏側。
ステアリングを時計に見立てると、3時、6時、9時の位置の裏側で革を張り合わせてあります。
画像は3時の位置。
張り合わせた革が少し浮いていますね。
引っ張ってみると、完全に剥がれてしまっているのが分かります。この状態だとハンドルを切ったときに、指先に引っ掛かって違和感を感じることもあるでしょう。
そこで、新たに接着剤で貼り直して修理するわけですが、どんな接着剤を使ったらいいの?となりますよね。
使用する接着剤
コニシ・ボンドG17 【合成ゴム・皮革・金属・硬化プラチック・木】
数あるボンドの中で、さくらワークスがおススメする商品はこちらのボンド。今まで、いくつのボンドを試してきたか・・・(遠い目)
もう、ホームセンターの接着剤コーナー、無限ともいえる商品を前にして呆然とする必要はありません。最適解と言っていいでしょう!
接着剤といえば、アロンアルファなどの瞬間接着剤を思い浮かべますが、はみ出した材料が白く固まる性質があるので、キレイに仕上がりにくいと感じます。あまりおススメしません。
修理方法
大胆に革をめくって、なるべく奥にG17ボンドを流し込みます。
流し込む量は多からず少なからずが良いのですが、少ないよりはハミ出したら拭きとれば良いの精神で多めの投入をおススメします。
瞬間接着剤と違って硬化するまでに少し時間があります。ハミ出た分は慌てずに、指先でこすり取るればキレイに仕上がりますよ。
根元からボンドを押し出すように貼り付けていきます。
画像の感じのはみ出し量がちょうどよいくらいですが、モリモリにはみ出してしまっても、瞬間接着剤より硬化スピードがマイルドですので何とかなります。
完全に乾く前にはみ出したボンドを指先でこすり取ると、消しゴムカスのようにポロポロと剥がれ落ち、キレイに仕上がります。
マスキングテープなどでしばらく固定しておくとベター。
ハミ出たボンドをしっかり拭きとってから固定しないと、マスキングテープごと接着してしまいますのでご注意!
また、テープを剥がす際は、剥がす方向にも注意してください。上の画像で言うと、下から上に剥がすのはOK。逆に上から下に向かってテープを剥がすと、再度革が剥がれてしまう可能性があります。
まとめ
ステアリングの革めくれ修理のまとめです。
- ウッドコンビステアリングは革部分が剥がれてくることがある
- 修理する際におススメする接着剤は、コニシ・ボンドG17
マジでおススメ。接着力・乾燥スピード・乾燥後の硬度が絶妙 - なるべく根元(奥)にボンドを投入
- 使用するボンドの量は少ないよりは多め
- ハミ出た分は指先でこすり取る
- 接着後しばらくマスキングテープなどで固定するとモアベター
固定前にハミ出た接着剤をしっかり拭き取る
固定したテープは、剝がす方向に注意する
以上になります。
比較的かんたんな作業ですので、ステアリングの革がめくれている方はレッツチャレンジ!
それでは楽しいジーノライフを!
ほなね~