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L700ミラジーノの雨漏りは早期発見が大事!放置するとカーペット全剥ぎになることも

整備・メンテナンス
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まいど!さくらワークス(@SWorks0303)です。どーも。

ミラジーノ専門店の整備士として、延べ1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきました。

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L700ミラジーノを専門に整備していると、比較的よく見かけるトラブルのひとつが雨漏りです。

「雨漏り」と聞くと、

「スペアタイヤのところに水が溜まるやつでしょ?」

と思われる方も多いかもしれません。

もちろん、それもL700ミラジーノではよく見かける症状です。

ただし。

スペアタイヤハウスに水が溜まっている程度なら、まだ軽症です。

最近は、そう思うようになりました。

なぜなら雨水が流れるルートによっては、スペアタイヤハウスだけでは済まず、リヤシート足元からフロント側まで浸水しているL700ミラジーノもあるからです。

今回は雨漏りの修理方法というより、

「L700ミラジーノの雨漏りは、なるべく早いうちに見つけてほしい」

という注意喚起のお話です。

L700ミラジーノでは、スペアタイヤハウスへの雨漏りをよく見かけます

L700ミラジーノは雨漏りする

残念ながら、L700ミラジーノは雨漏りすることがあります。

新しいクルマではありませんので、ボディパネル継ぎ目のシール材が経年劣化して割れたり、ボディ側にサビが発生したりするのは仕方のない部分でもあります。

特に当店でよく確認するのが、リヤ回りからの雨漏りです。

雨水が車内へ侵入し、スペアタイヤハウスに水が溜まります。

ここはリヤゲートを開け、荷物やスペアタイヤを取り外せば確認できますので、比較的発見しやすい雨漏りです。

L700ミラジーノの雨漏りしやすい箇所や、スペアタイヤハウスへの雨漏り修理については、以前の記事で詳しくご紹介しています。

スペアタイヤハウスに水たまり!?L700ミラジーノの雨漏り修理

雨漏り箇所の確認やDIYでの防水処理をしたい方は、こちらも参考にしてみてください。

スペアタイヤハウスの水たまりなら、まだ軽症

ちょっと乱暴な言い方ですが、

スペアタイヤハウスに水が溜まっているだけなら、まだ軽症です。

もちろん、雨漏り自体は修理する必要があります。

ただ、早期に発見できれば

  • 雨水の侵入口を特定して防水処理

  • スペアタイヤハウス内を乾燥

  • 発生したサビを除去

  • 防錆塗装


といった作業で対処できることが多いです。

特に確認してほしいのが、スペアタイヤハウスパンダジャッキが収納されている場所下の水抜きプラグ周辺

雨水が溜まった状態が続くと、このあたりからサビが発生してきます。

雨漏りを止めるだけではなく、水が溜まっていた場所のサビ処理と防錆まで行っておくことが大切です。

怖いのは「見えているところに水がない」パターン

ここが今回、一番お伝えしたいところです。

スペアタイヤハウスが乾いていても安心とは限りません

雨水は必ずしも、

雨漏り箇所 → スペアタイヤハウス

という分かりやすいルートで流れてくれるわけではありません。

ボディ内部を伝って別の場所へ流れたり、フロアカーペットの下へ入り込んだりすることがあります。

すると、

✅トランクを見たけど水は溜まっていない

✅車内を見ても濡れているようには見えない

という状態でも、実際にはリヤシート足元のカーペット下まで水が回っていることがあります。

しかも、フロアカーペットには厚みがあります。

カーペット表面を見ただけでは、下側が濡れていることに気づかない場合もあります。

これが厄介なんです。

後席足元まで浸水すると作業内容が一気に変わる

スペアタイヤハウスだけなら比較的小規模だった作業も、カーペット下まで水が回ってしまうと話が変わります。

濡れたままにしておくわけにはいきません。

リヤシートを外して、

内装を外して、

必要に応じてフロントシートやセンターコンソールなども取り外して、

フロアカーペットを剥がします。

そこで初めて、

「ここまで水が来ていたのか……」

と分かることがあります。

さらにフロアパネルにサビが発生していれば、

サビ落とし

防錆処理

塗装

十分に乾燥

内装復元

という作業が必要になります。

つまり、

同じ「L700ミラジーノの雨漏り」でも、発見するタイミングによって作業量がまったく違う。

ということです。

カーペットまで傷むと、さらに困ります

もうひとつ、L700ミラジーノならではの問題があります。

それが交換部品の供給です。

L700ミラジーノは生産終了から長い年月が経っています。

濡れたフロアカーペットが傷んだり、臭いが取れなくなったりして、

「じゃあ新品に交換しましょう」

と思っても、フロアカーペットはすでに供給終了、製造廃止です。

中古部品を探すにしても、L700ミラジーノ自体が20年以上前のクルマです。

状態の良いカーペットが都合よく見つかるとは限りません。

だからこそ、

傷んでから交換するのではなく、今付いている部品を傷めない。

これが大切になってきます。

雨漏りに限らず、これからL700ミラジーノを長く維持していくうえでは、こういった考え方が重要になってくると思います。

L700ミラジーノに乗っている方は一度確認してください

雨漏りというと、

「車内に水が落ちてきた」

「シートが濡れた」

など、分かりやすい症状を想像するかもしれません。

でもL700ミラジーノの場合、普段見えない場所へ静かに水が入っていることがあります。

ですので、一度確認してみてください。

スペアタイヤハウス

まずは、リヤゲートを開けスペアタイヤカーペットをめくって

  • 湿っていないか

  • 周辺にサビが発生していないか

  • 両サイドに筋状の水が流れた跡はないか


を確認します。

パンダジャッキ周辺

スペアタイヤを外して、ジャッキ収納部や水抜きプラグ付近も確認します。

現在は乾いていてもサビが発生していれば、過去に水分が侵入して長時間留まっていた可能性が高いです。

リヤシート足元

フロアマットを見るだけではなく、その下にあるフロアカーペットも左右とも手で触ってみてください。

  • 湿っている

  • なんとなく冷たい

  • 車内が妙に湿っぽい

  • カビっぽい臭いがする


そんな場合は、リヤシート(座面)を取り外して、詳しく点検した方が良いかもしれません。

L700ミラジーノのリヤシート(座面・背もたれ)の外し方を詳しく解説

これからL700ミラジーノを購入する方にも確認してほしい

これは現在L700ミラジーノに乗っている方だけの話ではありません。

これからL700ミラジーノを購入しようと思っている方にも確認してほしいポイントです。

外装がキレイ。

エンジンの調子も良い。

走行距離も少ない。

それでも、カーペットの下がどうなっているかは外から見ても分かりません。

中古車を見る機会があれば、スペアタイヤハウスの水やサビ、リヤシート足元の湿りなどもチェックしてみてください。

そして、L700ミラジーノを取り扱う販売店さんにもぜひ確認していただきたい部分です。

少なくとも商品車として販売する前に

  • ルーフパネルのシール割れ

  • スペアタイヤハウスのサビ発生状態

  • リヤシート足元カーペット裏の状態


このあたりを確認しておけば、雨漏りの早期発見にもなりますし、納車後のトラブル防止にもつながります。

雨漏りは「早く見つけたもの勝ち」です

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、L700ミラジーノの雨漏りについては、

早く見つけたもの勝ち。

だと思っています。

パネル継ぎ目のシール割れを見つけた段階。

スペアタイヤハウスに少し水が入った段階。

このあたりで修理できれば、大きな被害にはなりません。

ところが、

雨漏りに気づかない

カーペット下へ浸水

湿った状態が続く

フロアにサビが発生

内装を取り外してカーペット全剥ぎ

となると、一気に作業レベルが上がります。

雨漏りそのものより、気づかず放置されることの方が怖い

これがL700ミラジーノをたくさん見てきた専門店として、今回一番お伝えしたいことです。

最後にまとめ

L700ミラジーノの雨漏りについてまとめます。

  • L700ミラジーノでは経年劣化による雨漏りが発生する

  • スペアタイヤハウスへの浸水は比較的発見しやすい

  • 早期発見なら雨漏り修理・サビ処理・防錆塗装程度で済むことも多い

  • 雨水の流れるルートによってはリヤシート足元まで浸水する

  • カーペット下の浸水は表面から分からないことがある

  • フロアまで浸水すると内装を取り外してカーペットを剥がす必要がある

  • サビが進行すれば修理範囲も大きくなる

  • フロアカーペットは簡単に新品交換できる部品ではない

  • 現役ユーザーだけでなく、購入予定の方や販売店にも確認してほしい


雨漏りは放置していても直りません。

そしてL700ミラジーノの場合、見えている水が雨漏りのすべてとは限りません。

洗車や車内清掃のついででも構いません。

一度、スペアタイヤハウスとリヤシート足元を確認してみてください。

「何もなかった」

それが一番です。

もし水やサビを見つけたら、被害が広がる前に対処してあげてくださいね。

具体的な雨漏り箇所の確認方法や、スペアタイヤハウスに水が溜まるパターンの修理方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

スペアタイヤハウスに水たまり!?L700ミラジーノの雨漏り修理

それでは、楽しいジーノライフを!

ほなね~。


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