まいど!さくらワークス(@SWorks0303)です。どーも。
ミラジーノ専門の整備屋として、延べ1000台以上のジーノの販売・メンテナンス・カスタマイズに携わってきた経験を余すところなく公開し
ジーノユーザー(ジーナー)さんやジーノの購入を検討されている方の、かゆいところへ手が届く。そんなお役立ち情報を発信しています。
どうぞ、よろしくお願いします。
■■■ SNSコンテンツ一覧 ■■■
さくらワークス lit.link(リットリンク)
■■■ オンラインショップ ■■■
ミラジーノ専門のオンラインショップ さくらワークス (shop-pro.jp)
ドア内張りを取外す手順
L700ミラジーノのドア内張り は使用する工具も少なく、覚えてしまえば 比較的簡単に取外しができます。
パワーウインドウスイッチ取替え、ドアスピーカー取替え、ドアミラー交換 など、様々な作業の取り掛かりの第一歩となりますので
この記事を参考に、是非チャレンジしていただければと思います。
それでは、よろしくお願いします。
ジーノの泣きどころ。パワーウィンドウ・スイッチ。 | ジーノのトリセツ (sakura-works.org)
作業前の準備
使用する工具一覧です。
- ブラスドライバー
- クリップ外し・ハンディリムーバー

ドア内張り本体を取外す際にはハンディリムーバーは不要ですが、ドア側にクリップが残ってしまった時のクリップ取外し用に、あると便利です。
マキタ(Makita) 充電式ペンインパクトドライバ 黒 バッテリー×2・充電器付 TD022DSHXB
固定ヵ所の確認

まずは画像の 黄丸4か所 を外していきます。
付属パーツの取外し

ドアロックノブ(グレーのプラスチック製の場合もあり)
ねじになっていますので、反時計回りに回して外します。

ドアミラーカバー
矢印のように前側を引抜いて、後ろにスライドさせます。


ドア・インナーハンドル
センターのプラスねじを外したら、後方にスライドさせ、黄丸のツメ(引っ掛かり)を外します。

ドアポケット
センターのプラスねじを外したら上に引抜きます。

以上を外したら、次はドア内張り本体の取外し です。
ドア内張り本体の取外し

ドア内張りの固定クリップ は画像の通り。
初めての方でしたら少し硬く感じるかもしれませんが、差し込んであるだけなので引っ張れば抜けます。


まずは 右下のクリップから引抜いていきます。力任せに引抜くよりは、クリップの位置を意識してその付近に力を掛けると と破損するリスクが低いです。
次に、(画像がありませんが)ドアインナーハンドルを捻じる ようにして、ドア内張りの穴からドア本体側へ落とし込みます。
※インナーハンドル本体は、金属のロッドからは取外しません。

ドア内張りを上側に引抜きます。この時、ドアロックノブのロッドが干渉します ので
ロック位置に押し込んで、なるべく邪魔にならないようにしておきます。

ドア内張りがフリーになったところで、パワーウインドウスイッチの配線カプラーを外します。

以上で、ドア内張りの取外しは完了 です。
ドア内張の組付け
組付けの注意点とコツ
基本的に取外しと逆の手順となるのですが、ドア内張りの組付け には少しコツがあります。

ドアロックノブのスリーブ(画像はオプションのメッキスリーブ)を外しておきます。

ドア内張りをセットして、ドアロックノブのロッド を精密ドライバーなどで ドア内張りの穴に合わせます。

ドアインナーハンドルは捻じりながらドア内張りの穴から引き出し
事前に パワーウインドウスイッチは取外して、ハーネスのみを画像のように引き出しておきます。
ここまで進めたら 後は逆の手順で組付けていけばOK 。

ドア内張りの 固定クリップがドア本体に残ってしまったら、組付け前にリムーバーなどで取外し、ドア内張りにセットし直しておきましょう。
最後にまとめ
L700系ミラジーノのドア内張の外し方 のまとめです。
- 基本、プラスドライバー があれば取外せる
- ドアミラーカバー、ロックノブ、インナーハンドル、ドアポケット を取外す
- 固定クリップはハマっているだけなので、引っ張れば外れる
- インナーハンドルは ロッドに付けたまま、捻じって穴からドア側へ落とす
- 取付前に、ロックノブ・スリーブとパワーウインドウスイッチを取外す
- ドア本体に クリップが残っていないかチェック
- 取付け時、ロックノブの ロッドはロック位置 に押し込んでおく
- 外したついでに 各部を清掃 しておくと気分がよい
以上になります。
破損やケガには十分注意して、気持ちよく作業しましょう。
それでは、楽しいジーノライフを!
ほなね~
ジーノの泣きどころ。パワーウィンドウ・スイッチ。 | ジーノのトリセツ (sakura-works.org)
