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L700ミラジーノのボンネット裏にある、古びたスポンジって何のため!?取替え方法を解説

ミラジーノのボンネット裏のスポンジ取替え 整備・メンテナンス

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ボンネット裏側のスポンジを貼りかえる

ボンネットを開けると、向かって右側の先端に横長のスポンジが貼り付けてあるのをご存じでしょうか?

経年劣化でカッスカスになっていて、触ると跡形もなく消えて無くなっていくスポンジもよく見かけます。あなたのジーノさんは大丈夫?

ご自身のジーノさんのメンテナンスは整備工場にお任せというジーナー(ジーノオーナー)も多いと思いますが、一般の整備工場では作業の対象にもなっていないというのが現実。。。

そんなスポンジにも、新車時から取り付けてある理由はある訳で・・・

そこで今回は、放置されがちなボンネット裏スポンジの取り付けてある理由や効果、古くなったスポンジの取替え作業をご紹介します。

それでは、よろしくお願いします。

スポンジの役割

少し厚みのあるスポンジが貼り付けてあるのですが、こんな場所に何のために付いているのか謎ですよね。

答えはエンジンルーム側にあります。
ボンネットを閉めた時に、ラジエータ上部のサブフレーム(ラジエータサポート)にスポンジが当たるようになっていて

正面から受けた風(走行風やラジエータファンが発生させた風)を逃がさず、効率よくラジエータの放熱フィンに当たるようにしているのです。

ラジエータ回りをよく見てみると、上部だけでなく左右にもすき間を埋めるようなスポンジが貼り付けてあるのが確認できると思います。

左右のスポンジも経年劣化でカッスカスになっていることが多いです。フロントバンパーを外したタイミングで、ついでに貼りなおすと良いですよ。


ラジエーターに効率よく風を当てることができればエンジン冷却水(LLC)の冷却効率も高まりますし、一緒に設置してあるクーラーコンデンサの冷却効率も上がりますので、クーラーの冷えにも影響してきます。


おすすめのスポンジ

今回使用するスポンジは【ニトムズ 新ソフトテープ】20mm×30mm×2ⅿ

厚さと幅はこのサイズがジャスト。使用する長さは40~50cmです。余った分はラジエータサイドなど他の個所に使用しましょう。

純正部品でジャストサイズのスポンジが供給されていれば問題ないのですが、以前確認したところ厚みの足りない汎用スポンジに替わっていたので、ホームセンターでちょうど良いものを探しました。


ニトムズ すきまテープ徳用ロング 厚手 20mm×30mm×4m E1300

貼りかえの下準備

カッスカスのスポンジ。

このスポンジは一度貼りかえて数年経ったものです。原型が残っているだけでも大したものです。

画像のように両面テープ部分のみ残し、跡形もなく消え去っていることも多々あります。

古いスポンジや役目を終えた両面テープを剥がしてパーツクリーナーなどで脱脂します。

両面テープ貼り付けの下処理は、とにかく脱脂!脂分を徹底的に除去してやることが大事です。


スポンジの貼り付け

貼り付ける位置はそれほどシビアではありません。程よい長さにカットして元々のテープ跡が残っているならば、ざっくりその上に貼りつければOKです。

ボンネット中央側は、画像のように丸穴のやや右から貼り付けはじめると、ちょうどいい感じになります。

右端はラジエータ上部をカバーできていればOK。画像が無くて恐縮ですが、ボンネット当たりゴムの手前までくらいでよいです。

ターボ付きはインタークーラーのシュラウドがありますので少し短めで。

まとめ

ボンネット裏側のスポンジ貼りかえのまとめです。

  • ボンネット裏のスポンジには、エンジンとクーラーの冷却効率を高める効果が少しはある
  • ニトムズ【新ソフトテープ 20mm×30mm×2ⅿ】がおススメ
  • カッスカスのスポンジは粉々になるので吸い込み注意
  • 下処理が大事。とにかく脱脂(ここ重要なので太文字)
  • ラジエータの上部をカバーできる長さにカットして貼り付け
  • ボンネット中央付近の丸穴のやや右から貼り始めて
  • 向かって右側、スポンジの終点はボンネット当たりゴムの手前くらい
  • ラジエーターの両サイドもスポンジで塞ぐと効率がよくなる

以上になります。

ボンネットを開けたときにカッスカスのスポンジが目に入ると萎えますよね。付いてないと故障するという類のパーツではありませんので、なにかのメンテナンスのついでに取り替えてみてはいかがでしょう。

それでは、楽しいジーノライフを!
ほなね~

ニトムズ すきまテープ徳用ロング 厚手 20mm×30mm×4m E1300

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